コミックコーナーのモニュメント

「感想【ネタバレを含みます】」カテゴリーの記事はネタバレありの感想です。 「漫画紹介」カテゴリーの記事は、ネタバレなし、もしくはネタバレを最小限にした漫画を紹介する形のレビューとなっています。

完結済みの漫画

ただ怖いのではなく、深い味わいのあるホラー:りんたとさじ レビュー

// リンク タイトル:りんたとさじ 作者:オガツカヅオ 年代:2009年 巻数:全1巻 あらすじ・概要 快活なずぼら女子大生さじ(本名佐藤順子)の恋人は、験かつぎオタクのメガネ青年リン太。大学生としての日常を過ごす2人ですが、彼らの日常には、度々、不条理…

緻密に描かれる復讐劇と人間の“貌”:モンテ・クリスト伯爵 レビュー

// リンク タイトル:モンテ・クリスト伯爵 著者名:森山絵凪、原作:アレクサンドル・デュマ 年代:2015年 巻数:全1巻 あらすじ・概要 マルセイユの船乗り、エドモン・ダンテスの人生は順風満帆。美しい婚約者との結婚も決まり、仕事では次の船長に抜擢さ…

モンテ・クリスト伯爵 感想

モンテ・クリスト伯爵 (ジェッツコミックス) モンテ・クリスト伯爵ことエドモン・ダンテスによる、自分を陥れた3人の男に対する復讐の物語の感想です。 漫画で描かれる壮絶な復讐劇。表情から登場人物の内面があふれ出る。 『モンテ・クリスト伯』自体は復讐…

ニッチなテーマと奇天烈な発想のびっくり箱:ニッケルオデオン レビュー

// リンク // リンク // リンク タイトル:ニッケルオデオン 著者名:道満晴明 年代:2010年~2014年 巻数:全3冊 あらすじ・概要 1話につき8ページで話が完結。様々なテーマが扱われ、シリアスだったり、コミカルだったり、きれいにオチがつくこともあれば…

ニッケルオデオン【青】感想

ニッケルオデオン 青 (IKKI COMIX) 8ページの超短編スタイルと、独特過ぎる発想で振り回してくれた『ニッケルオデオン』もこの3冊目の【青】で最終巻となりました。 多種多様な物語とニッチな題材の「ヴンダーカンマー」 この短編集に収録されている物語話は…

ニッケルオデオン【緑】感想

ニッケルオデオン 緑 (IKKI COMIX) 道満晴明先生のニッケルオデオンの2冊目。1話1話を独特のセンスで組み上げています。ニッチなテーマも相変わらず多めでした。 お約束の状況×普通じゃない発想 お約束の状況から始まる話も、ニッチな題材を使った話でも、話…

ニッケルオデオン【赤】感想

ニッケルオデオン 赤 (IKKI COMIX) 道満晴明先生の短編作品集である『ニッケルオデオン【赤】』。1つの物語がわずか8ページです。 物語ごとに世界観が違うかと思えば、つながっている話もあり、切ない話があれば、おどろおどろしい話もあり、絵がポップでか…

陰影のある切なさ:兎が二匹 レビュー

// リンク // リンク タイトル:兎が二匹 著者名:山うた 年代:2016年 巻数:全2巻 あらすじ・概要 約400年の人生を歩んできた不老不死の女性すず。外見年齢20代、仕事は骨董の修復、日課は自殺。 そんなすずに思いを寄せる青年、咲朗。年齢19歳、職業は喫…

兎が二匹2巻 感想

兎が二匹 2巻(完) (バンチコミックス) 不老不死のすずとその恋人の咲朗のすれ違いと純愛の物語。後半の感想です。 広島から廣島へ 回想シーンからさらに過去の回想へと跳ぶ形になりましたが、今度は1巻で名前だけ出てきていた花ちゃんについてのエピソード…

兎が二匹1巻 感想

兎が二匹 1巻 (バンチコミックス) つらい記憶と共に、長い時間を生き続ける不老不死のすずと、そんなすずを愛する咲朗。その2人の物語の感想です。 この二人にハッピーエンドはありうるのか? 物語が始まっていきなりの絞殺シーン。泣きながらすずの首を絞め…